その60 イランの映画

スカーフを帆にした 小さないかだ が
海を ちゃぷちゃぷ・・ というイントロに惹かれて つい見た。

「私が女になった日」 という タイトルも意味深です。
・・・が みてみたら それほどのものでもなくて
3話 からなる 連作短編でした。
1話めは 9歳の誕生日を迎えた女の子 ハッワ
毎日あそぶ 友だちの男の子が あそびにきますが
今日から「おまえは女になったから もう男の子とあそんじゃいけないよ」
・・と言われます。 すぐには納得できない ハッワは・・・? という話し。

2話めは 海岸沿いを 自転車で失踪する女性 アフー
彼女を追って 亭主や 家族が馬で並走しながら
女性に ただちに止まり 家にもどれと説得しはじめます・・
ついに 兄さんたちに つかまったアフーは・・? という話し。

3話め これが一番 なんとも映像的にすてきだったです。
年寄りのおばあさんが ひとり たくさんの買い物にやってきます。
冷蔵庫や ガス台や ベッドや 洗濯機や 掃除機や
ソファーのセットや クローゼットや 食器も やかんも なにもかも
ゆびに リボンをたくさんまいていて 買ったら一本づつはずしていきます。
最後の 小指に巻かれた 赤いリボン・・
これが なにを買うつもりだったのか どうしても思いだすことができません・・
海岸に 買ってきた荷物を 全部広げて なにが足りないのか考えますが・・

彼女の手伝いをする少年たちとのやりとりや 
砂浜にならべた 家財道具一式が 海と 空とを背景にとてもすてきでした。
fura

彼女のなまえは フーラ。

なんだか よくわからないうちに 最後までみてしまったのでした。


| | Comments (2) | TrackBack (0)

その57 monster

ついに「モンスター」をみた・・
シャーリーズ・セロンのあまりの変貌ぶりに ひっくりかえった。

実話だけど・・この映画のあと 実際の事件が詳しく載っているサイトも
覗いて だいぶん忠実ではあるけれど やはり感じが違うところもあった。

まあ・・そんなことはどうでもいいよね・・
わたしの 感想が わたしにとって 大事なんだ・・
ぜんぜん似てないけど・・まずは 変貌したシャーリーズの似顔絵・・
monster

見終わって ものすごく 嫌な気持ちになった。
なにがこんなに 嫌なんだろう・・と思って 考えてみて
ひどく 生々しいんじゃないかと 結論した。

相手方は クリスティーナ・リッチ 彼女はアダムスファミリーに出ていましたね・・
生々しいのは 実話なんだもの あたりまえじゃないか・・と言わないで。
その 生々しいのとはまた別です。 うまく説明できませんが・・
もう・・感想さえ うまく伝える事ができません・・
自分の中にも もしかしたら おぞましいものが いるかもしれないと思う あなた・・
そういう魔物を 理解できる あなた・・
 そういう あなた どうでしょう 見てみませんか?

健全にひたすら 健全に幸せに暮らした人には もしかしたら
ただの 恐ろしい連続殺人鬼の話しじゃん・・で終わってしまうかもしれない。

だけど 黒い感情をもったことが ある人には・・
この不気味な 運命の2人の出会いを 感じてもらえるような気がします。
もしも 見て ただ恐ろしいではなく いやな気持ちを覚えたら。。
rudoに 教えていただけませんか?

まったく感想になってないですが・・ようするに お勧めというか
お願い 誰か これを見て これについて 私と話しをしてください・・
そういう感じ・・かな・・・・?

参考までに・・モンスターの紹介ページと 事件の詳細を書いているサイトを
ご紹介しておきます。

モンスター公式ページ・・
事件詳細がのっていたサイト・・

というわけで・・お勧めだか感想だか
わからない記事になってしまいました(-_-;)

| | Comments (3) | TrackBack (1)

その20 善良で正直者の恐怖・・ やっと本題

映画のあらすじ紹介になってしまいましたが・・

時代背景やシチュエーションはちがうけど

これと似たようなこと・・根底は同じことは感じた事があるんじゃないでしょぅか

正義や報道の義務を盾に「特定の誰か」を標的にする

もっと小さな世界で 同じ敵を持つと今まであまり親しくなかった者同士

突然 仲良くなって「特定の誰か」を攻撃する・・子供の世界。

地域社会でもよくありますよね

ずっとその界隈に住んでいる人が「私はここに30年も住んでいるのよ」・・

なんて できたてのアパートに越して来た人にくってかかってる・・

よくゴミ置き場なんかで 遭遇します。

そして・・ここに30年も住んでいる人たちが

寄り集まって「これだからアパートの一人住まいの子は・・」なんて噂話をしてたりする。

これは・・差別です。いじめです。
igime そしてこの 噂話をしている中でさらに
また・・別の差別グループを作っていたりします。

人は敵を作るのが好きで

平和をとなえながら 戦争をするのが好きで・・

ひとりひとり しゃべってみれば いい人だったりするのに

おかしいよね・・あっちで悪口言っていたのに

 悪口の相手にまた 別の悪口を言っていたり・・

自分もいい人ではないですが・・

嫌いな人がたくさんいますが・・

それでも・・嫌いな人がいる時・・ちゃんと一人で嫌いになろう
・・・と思います。 誰かを誘い込まず 一人で嫌いをまっとうしよう・・

嫌いだと思っているのは私で・・他の誰かではないからです。

そんなわけで 私の嫌いだ・・

に賛成票を入れてもらえなくてもいいんです。

誰かの嫌いだ・・

に私も賛成票を入れるとも限らないからです。

そういうものでしょ・・そういうものだよね・・
・・・・どうだろう・・?

DOG VILLEの 若者・・
あなたは 違うようだね・・

| | Comments (3) | TrackBack (0)

その19 善良で正直者の恐怖・・story part3

ashikase

彼女の奉仕が感謝の対象から

「やって当たり前」の事になるのに時間はかからない・・

自分が善人であると信じて疑わない彼らは
もっともらしい理由をつけ 信じられないような
言い訳をしながら 彼女を貶めていく・・

その様子は見ていて 気分が悪くなる・・

さすがに 嫌気のさした彼女は逃亡するが
罠にはめられたように 連れ戻され
ついに首に 枷をつけられ 
昼は労働 夜は男達の性欲の捌け口にされるのだ

そして・・判決の日を迎える・・

彼女の判決はその場面だけを
切り取って見れば残酷きわまりないが
外側から一部始終を見た時
それは当然であり 誰もが望む
最後だと思う・・

つづく・・

| | Comments (2) | TrackBack (0)

その18 善良で正直者の恐怖・・story part2

2週間後 全員の賛成票を得て
彼女は正式にこの村に滞在することを認められた・・

しばらくは うまくいっているように見えたが・・
警察が 手配書を持って村にきた・・
そこには彼女が銀行強盗をした犯人として 手配されていた・・

以後・・まさかあの人が?と思いつつも 次第に様相は変わってくる・・・
me
彼女に好意的だった人々も「警察に嘘をついてまでかばってやった・・」
という 優越感と正直者の自分達に嘘をつかせたという見えない憎しみとが混じり

彼女への要求は厳しく・・感謝の気持ちは減っていく・・
しなくてもいいけどしてもいい仕事 は倍に増え
  彼女は どんどん消耗していくばかり・・

「この村には しなくてもいいけどしてもいい仕事が山のようにあるわ・・」

そして・・ついに彼女はこの村から逃げ出す決意をした・・・

つづく・・・

| | Comments (0) | TrackBack (0)

その17 善良で正直者の恐怖・・story part1

小さな場所で 決まった人間でけで
全てが完結している その村に新たな仕事は・・ない
「何かお手伝いさせてください」 と言っても
「してもらう事は 何もない・・」 と断られる。

そして また彼の登場である・・
彼の助言に従い「してもいいけど しなくてもいい仕事」をする事にしたのだ。

あまり収穫はない 果樹園の手伝いとか
hon
この村で愛されているグーズベリーのパイ・・
一人の村人が栽培しているが周りには野生のグーズベリーが群生している・・
これを耕し手を入れたなら 立派なグーズベリーを収穫できるだろう・・とか

盲目の老人の話し相手とか・・
garasu
安物のグラスを削って高級品に見せかけて売りに行く
ガラス職人の家の 出荷の手伝いとか・・
子沢山の家の子供達の勉強をみてやるとか・・
ringo
体の不自由な人の介護の手伝いとか・・
彼女は ひたすら愚痴もこぼさず・・
「しなくてもいいけど してもいい仕事」 をこなしていく・・

・・・続く・・

| | Comments (1) | TrackBack (0)

その16 善良で正直者の恐怖・・前振り

「DOG VILLE」という映画をみた・・
ロッキー山脈の麓・・行き止まりにある村 ドッグビル
何もなく 全てから取り残されたような場所だ。
ここに一人の美しい女性が逃げ込んで来るところから始まる・・
この女性を演じるのはニコール・キッドマン
・・きれいな人だよね ちょっと描いて見ました・・
似てないけどさ・・ nicol_c
でもって こういう村は閉鎖的でよそ者を嫌う・・
だが・・たいてい一人くらい少し進歩的な考えをする人間がいるものだ・・

今回も例にならって若き青年がその役である・・
彼の働きかけによってこの成人15人の小さな村に身を隠す事になった・・
しかし2週間の試験期間つきだ・・2週間後・・
15人全員の賛成を得られなければこの村に留まる事は許されない・・

彼の言う通り彼女はみんなに認められるべく
村人達のために肉体労働を提供することとなった・・・

長くなりそうなので 今日はここまで・・続く・・・・。

| | Comments (2) | TrackBack (1)